【レポート】高級茶の里「川根お茶街道」で“サイン”を集めてみたら?「川根茶飲帖」で巡る13茶[PR]

日本一のお茶どころといえば静岡県。その中でも、南アルプスからの風と大井川上流の新鮮な水が注ぐ「川根お茶街道」は、古くから高級茶として知られる「川根茶」の里として知られています。
そんな川根お茶街道で川根茶をより濃く、ディープに楽しむ取り組みがあります。それが「川根茶飲帖(さいんちょう)」です。さいんちょう、と聞くと、小学生のころに気になるあの子にプロフィールを書いてもらった「サイン帳」や、テーマパークなどで好きなキャラクターにサインをもらった「サイン帳」を思い浮かべる人も多いでしょう。
しかし、川根お茶街道の茶飲帖は、お茶だけに一味違います。小さなブックレットには13軒の農家・お茶屋がまとめられており、それぞれの場所でオリジナルの「御朱印」を集めることができるのです。お茶と一言に言っても、そのこだわりは実にさまざま。茶飲帖を片手に、個性豊かなお茶を味わいながら、アートな御朱印スタンプを集めて、川根茶の魅力にどっぷりとハマってみませんか。

お茶どころならではのちょっと変わった御朱印集めは、ここでしか体験できないもの。今回は「川根茶飲帖」に参加している13軒の茶商と生産農家を「わらって地域ソウセイ!編集部」が紹介。煎茶だけでなく、ひんやりとしたソフトクリームやティーテラスでの一服……などなど、どんな形でお茶を楽しみたいか、川根お茶街道に想いを馳せながらご覧ください。

■01 長島園・寸又峡店
「川根お茶街道」の中でも山の上の方にある「長島園・寸又峡店」は、美女づくりの湯として知られる寸又峡温泉の近くに位置するお茶屋です。寸又峡店ではお茶を使ったソフトクリームや川根茶羊羹を販売しており、お茶をさまざまな形で楽しめます。

■02 川根物産
昭和24年に創業した茶問屋の「川根物産」は、自園の茶畑や厳選した茶農家のお茶を、仕上げ加工から袋詰め作業まで自社工場で加工しているのが特徴。千頭駅前のお店では「川根茶ソフトクリーム」を楽しめるほか、水出し煎茶をカップで販売しており、気軽にその魅力に触れられます。

■03 坂本園
生産農家でありながら、製造から販売までを一貫して手掛ける「坂本園」。香りがよくしっかりとした味わいで、渋みと甘みのバランスがいいお茶を作っています。製造は、無香料、無着色、無添加にこだわっており、静岡県のエコファーマー認定も受けています。
■04 澤本園
創業180余年、江戸時代から茶商を続けてきた「澤本園」は、他産地の荒茶を一切使わない「生粋の川根茶づくり」にこだわっています。また、伝統の中にも新しい取り組みを取り入れており、2014年にはお茶のおいしい淹れ方が一目で分かる「お茶の淹れ方表示マーク」を開発し、商品パッケージに採用しています。
■05 川根たっちゃん農園
古くからの農家が多い川根本町。その中で、「地域農業の後継者が居ない現状にいてもたっても居られなくなった」という代表が、2017年に脱サラして就農したというめずらしい経歴を持つ農園。お茶だけでなく、川根本町の山間でとれた自然薯の販売も好評です。

■06 相藤園
大井川を望むティーテラスや、囲炉裏などの懐かしい雰囲気を楽しめる古民家「炬藤里(ことり)」で川根茶をいただける「相藤園」。全国茶品評会で入賞したお茶をテイスティングできるほか、お茶の淹れ方体験や焙煎体験も楽しめます(要予約)。
■07 お茶の山本園
創業100年を超える歴史を持つ「お茶の山本園」。先祖代々追求してきたという「本物の茶作り」にこだわる中で、特に重視しているのが火入れ作業。炭火で作る昔ながらの味を再現するため、遠赤外線の火入れ機を採用しています。

■08 南園製茶
まろやかな味わいと上品な香りを楽しめる贈答用から、家庭用の低価格で大容量な家庭用まで、シーンに合わせたさまざまなお茶を幅広く取り扱う「南園製茶」。煎茶やティーバッグは、ふるさと納税の返礼品にもなっています。
■09 つちや農園
川根本町の中でも特に標高の高い場所にあることから「天空の川根茶」をうたう「つちや農園」では、高台のティーテラスで「お茶体験」を楽しめます。茶畑と山々を全身で感じられる標高600mのティーテラスでは、ときどき鹿の鳴き声が聞こえることもあるのだとか。
■10 SATOMI製茶
透明感が高く、爽快感ある香りが特徴の「山のお茶」を作る「SATOMI製茶」。併設の「茶房〜兆〜」では、絵本の中に出てきそうな洋の空間と、一枚板のテーブルが横たわる和の空間の、雰囲気が異なる2つのオープンテラスでお茶を楽しめます。
■11 清水園・萩下製茶
自家製茶園でお茶を栽培し、製造まで一貫して行い、自らの手で販売する……そんな「自園自製自販」にこだわる「清水園・萩下製茶」。親子3代にわたって味にこだわったお茶づくりを続けており、栽培や製造などそれぞれの工程に創意工夫を取り入れています。
■12 山関園製茶 いっぷく処やませき
お店の並びにある製茶工場で仕上げたお茶を楽しめる、川根茶製造直売専門のお店「いっぷく処やませき」。「いろり机」を囲んで茶釜で淹れる煎茶が楽しめるほか、煎茶パウダーでお茶の味を存分に感じられる煎茶ソフトクリームなどの甘味も味わえます。
■13 朝日園
川根本町に「駅前本店」「直販店」の2店舗を構える「朝日園」。大井川鐡道の家山駅駅前にある「駅前本店」は、店内に囲炉裏が設置されており、炭の音を聞きながらお茶を楽しめます。また、川根在来の茶の木から作る「川根和み紅茶」などの和紅茶も販売しています。

川根お茶街道の13軒の生産農家とお茶屋を紹介してきましたが、みなさんの行きたいスポットは見つかりましたか? その豊かな個性に触れるにつれ、川根お茶街道を訪れたことがない方でも、心の中に美しい情景が浮かんできたのではないでしょうか。
みなさんが考える「お茶を飲むのに最高なシチュエーション」を教えてください。コメント投稿でお願いします。
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投稿を表示旅先から帰って「あー楽しかったけど疲れたね。やっぱり家が一番!」と言いながら飲むお茶が最高です!
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投稿を表示粒あんの桜餅を間に置いて、妻と他愛のない会話をしている時ですね。
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投稿を表示高台のティーテラスのような景色の良い所でお茶がいただけたら、おいしいでしょうね。
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投稿を表示レポートありがとうございます。
私は、外の風景・季節を楽しみながらお茶を飲むのが大好きです。
春は桜、冬は雪を見ながら…。