【2023年最新】日本の田舎・福島県の心に残る厳選スポット13選

山や海、湖や高原と、自然溢れる福島。
福島県は全国で北海道、岩手県に次いで3番目に広大な土地を持つ県だ。
古い街並みと手つかずの山々が残り歴史と伝統を体感できる「会津エリア」、雄大な自然と四季折々の果物が実る「中通りエリア」、積雪がほぼなく水産業が盛んな復興の地「浜通りエリア」。それぞれの地域ごとに特色を生かし、他県では体感できない福島ならではの魅力を作り上げてきた。
西日本からはなかなか訪れたことがない方も多いであろう東北地方、福島県。そんな方へ朗報だ。9月1日から福島空港乗継利用キャッシュバックキャンペーンがスタートする。

歴史ファンやグルメ通のみならず、思わず訪れたくなる日本の田舎・福島県ならではの魅力スポットを「わらって地域ソウセイ!編集部」が紹介。お得なこの機会に、ぜひ福島を訪れてみてほしい。
〈 目 次 〉
■会津エリア
1 大内宿 ー 大内鎮守高倉神社
2 鶴ヶ城
3 さざえ堂
4 七日町通り ー 末廣酒造、田季野
5 大川荘
6 喜多方ラーメン ー 中華そば 橙
7 五色沼
■中通り
8 吾妻山麓醸造所
9 まるせい果樹園 農家カフェ森のガーデン
10 岳温泉 ー 花かんざし
11 開成山公園
12 あぶくま洞
■浜通り
13 東日本大震災・原子力災害伝承館
1 大内宿
かつては、参勤交代で江戸へ向かう大名や旅人の宿場町として栄えた『大内宿』。明治以降、主要な交通道路から外れたおかげで当時の状態を今でも変わらず保っており、四季折々に昔ながらの住民の暮らしを覗くことができる。
茅葺屋根の民家が建ち並ぶ様子はよく観光誌で目にする日本ならではの光景だが、なんとこれらの茅葺屋根の家々のほとんどが、今は土産屋や食事処など観光を生業として成り立っている。なかでも、茅葺屋根の古民家や蔵に泊まることができる民宿が魅力的。囲炉裏を囲んで日本の田舎料理を味わいながら、ゆっくりとした時間が流れる大内宿の暮らしに溶け込むことができる。
ー 大内鎮守高倉神社
茅葺屋根が連なる大内宿の一角に、こっちだと言わんばかりに存在感を放つ大きな鳥居があった。思わず足が向き鳥居の先へ進むと、思わず深呼吸をしたくなる開けた空。どこまでも続く畦道。

吸い込まれるように辿り着いた2つめの鳥居をくぐり、さらに3つめをくぐると、鎮守の森の中に荘厳な雰囲気につつまれた美しい本殿が現れる。
平家隆盛の時代に生きた高倉宮以仁王を御祭神とする『高倉神社』。
手前の豊かな水が流れる水路で手水をし、木彫りの龍が掘られた本殿の前で手を合わせた。静寂のなか、自然の音色と自分の足音だけが響く。間違いなく、今回の福島旅行で一番脳裏に焼きついた場所だった。
御朱印は大内宿の「南仙院 分家」にていただける。観光地より切り離され、会津の手つかずの雄大な自然を感じる高倉神社で非日常的な体験をしてほしい。

2 鶴ヶ城
会津若松のシンボル『鶴ヶ城』。かつては東北の要塞と呼ばれるほど高さのある石垣やたくさんのヤグラを構えていたそう。鉄分を多く含んだ釉薬を用いた赤瓦を使った天守閣を見られるのは国内でもここだけ。何度かの改修を経て幕末の姿を伝承する鶴ヶ城は、4層5層の天守閣を2023年の春にリニューアル。VRやデジタル投影技術を取り入れた体験型コンテンツも新設された。
正直、歴史に疎い私だが、文化や物語を五感で楽しめるわかりやすい展示のおかげで、思わず「何百年も前にこのお城で…」と歴史に心が動かされた。ここで過去起きた事実の延長線上に今の自分たちがいると思うと、感謝の気持ちが芽生え、その後の会津の街歩きもより一層趣を見出すことができた。まさに、時が縮まる経験。会津を訪れた際には、まず初めに訪れるべきおすすめスポットだ。
3 さざえ堂
建築好きなら絶対に訪れたい、寛政8年に建立された六角三層のお堂。もともとは巡礼観音堂であり、かつては螺旋のスロープに沿って高さ70cmほどの三十三観音像が1体ずつ安置されていたそう。
3層の木造建物だが階段はなく、昇降別々の螺旋形通路により一方通行で上下する仕組み。日本唯一、世界でも例を見ない名建築と言われている。百聞は一見に如かず、江戸時代の大工の底力を隅々までご覧いただきたい。

4 七日町通り
『七日町(なぬかまち)通り』は、大正時代の建築や蔵づくりのお店、歴史を感じさせる洋館が佇む、大正浪漫を感じさせる景観が魅力。酒蔵や伝統工芸品を扱うお店もあり、会津若松の魅力を凝縮した市内の観光スポット。
ー 末廣酒造
全国の鑑評会において、過去9年連続で金賞受賞数日本一に輝いている福島県。なかでも良質な米と水に恵まれる会津は、日本を代表する日本酒の産地だ。今回訪れたのは、国内外で多くの受賞歴をもつ蔵『末廣酒造 嘉永蔵』。
圧倒的な存在感で佇む木造3階建の主屋。170年以上蔵を守り続ける鬼瓦を横目にドキドキしながら門をくぐると、すぐ目に飛び込む吹き抜けと骨組みのみえる屋根裏が。思わず目を奪われ、見学する前からその凛とした佇まいに圧倒される。
蔵の玄関わきに、今は使われていない小さな窓があった。日本酒の量り売りをしていた頃のかつての酒売場窓口。 身分制度が色濃い時代に「身分に関係なく誰でもお酒を気軽に楽しんでほしい」という細かな配慮から生まれたものだった。
ひんやりとした蔵の中で、元祖山廃仕込みを守り続ける蔵元の酒造りを見学した。知識を深めた後は直売所で試飲することができる。好みの1本を選ぶのもまた楽しみのひとつ。江戸時代から続くお客さまに対する思いやりの心に触れれば、日本酒が苦手な方や詳しくない方でも、きっと虜になるだろう。
ー 田季野
腹ごしらえは、わっぱ飯と郷土料理がいただける元祖輪箱飯、割烹・会津料理『田季野』へ。立派な梁をもつ建物に入ると、障子窓に囲まれた座敷席へ通された。
桧を曲げた器に米と食材を入れ蒸し上げる会津の郷土料理、輪箱飯。可愛らしい輪箱の蓋を開けると、あふれる湯気からはほんのりと木の香りが。鮭・いくら・カニに加え、きのこ・ぜんまい・けっとばし(馬肉)などの会津ならではの具材もたくさん敷き詰められており、ひとつの輪箱でさまざまな味や食感を楽しめる。宝箱のようなビジュアルに、思わずシャッターが止まらない。
輪箱飯以外にも、鰊の山椒漬けやこづゆ、棒たら煮といった会津の郷土料理が堪能できる。味はもちろん“体験”としての価値がある割烹・会津料理『田季野』。初めての会津の旅なら是非おすすめしたい。

5 大川荘
自然豊かな渓谷沿いにある『芦ノ牧温泉 大川荘』。エントランスに入ってすぐの吹き抜けと木組みの大空間、足元に流れる水や三味線の音も相まって、まるで異世界に迷い込んだよう。

大人気アニメ「鬼滅の刃」の”無限城”に似ていることがSNSでも話題になった大川荘。渓谷の絶景を眺めながら愉しめる露天風呂や洗練された郷土料理が、歩き疲れた体に染み渡る。なによりおもてなしの心が館内に散りばめられ、リピート客が続出するのも納得だ。
たまには日常から離れて、ゆるやかな時の流れに身を委ね、自分を労うことが必要なのかもしれない。そんなことを教えてくれる特別な空間に、また癒しを求めて訪れたい。

6 喜多方ラーメン
日本三代ラーメンのひとつ「喜多方ラーメン」。昭和2年ごろ、中国から渡ってきた青年が屋台で支那そばを売ったことが始まりとされている。
ー中華そば 橙
どこか懐かしい喜多方ラーメンを忠実に継承する『中華そば 橙』にて、定番メニュー「醤油チャーシュー麺」を。あっさりしつつも出汁の旨味を感じるスープとちぢれ麺、トロトロのチャーシューが抜群に合う。
喜多方ラーメンは醤油ベースと思われがちだが、実は店舗によって味やスープは全く異なるのもポイント。橙の常連客の中では塩味が人気のよう。本場・福島なら、塩味や味噌味の喜多方ラーメンにも出会うことができるだろう。

7 五色沼
さまざまな色彩に変化することからその名がついた『五色沼』。磐梯山の噴火によって作られた大小30ほどの沼が集まる湖沼群。季節や各沼の水質、時間帯によって、エメラルドグリーンやコバルトブルーなど多様な“青”を生み出している。
自然の静寂に突如現れる彩度の高い景色に思わず感嘆の声が出てしまう、神秘的な場所だ。

8 吾妻山麓醸造所
くだもの王国福島のワイナリー『吾妻山麓醸造所』。福島市初となるワイナリーは、設立から年数は短いものの「日本ワインコンクール」などで県内初受賞した実力を持つ。
ブランドモチーフは、“吾妻山の雪うさぎ”からきている。雪解けの時期にうさぎの形に雪が残ることから、その雪形は春を運ぶ雪うさぎとして地元で昔から親しまれてきた。

「震災で傷ついた東北に笑顔を」という気持ちでスタートした吾妻山麓醸造所は、2020年にはぶどうの植栽も始め、今年2023年には収穫を見込んでいる。福島市産のぶどうを使ったオリジナルワインの登場にも期待が寄せられる。
市内を一望できる高台では、ワインを片手に季節折々の風を感じてもらいたい。秋には紅葉しより美味しそうにみえる“エビフライの木”が見つけられた時には、きっと旅のお土産話に一役買うこと間違いなし。
9 まるせい果樹園 農家カフェ 森のガーデン
果物畑が広がるフルーツラインを進むと現れる、まるせい果樹園。『農家カフェ 森のガーデン』は、桃やぶどう、ラフランスなど多くの果物を栽培しており、6月から12月と半年にわたって旬のフルーツパフェが食べられるのが魅力。収穫されたばかりの新鮮なフルーツを惜しみなく使ったパフェを目当てに、県外からも多くの人が訪れる。
もともとは「若者にもっと果物を食べてほしい」と始まったまるせい果樹園のフルーツパフェ。登場から8年近くが経ち、今や福島のスイーツ界をけん引する存在といっても過言ではない。リーズナブルな価格も相まって、行列の絶えない人気店となっている。

桃パフェが食べられるのは、9月中旬ごろまで。本キャンペーンが開催されている時期は、梨パフェ(9月下旬まで)やぶどうパフェ(9月中旬から)、まるせいスペシャル(9月下旬から)など季節の味が楽しめる。
10 岳温泉
二本松市にある『岳温泉(だけおんせん)』。天然湧泉の中でもめずらしい“酸性泉”は、無色透明・無味無臭の肌にやさしいお湯が堪能でき、大手旅行会社より発表された「美肌の温泉地ランキング」で3位にも輝いた名泉である。週に一度、温泉成分が濃厚になる月曜日の「ミルキーデイ」では、普段とは異なり白濁した温泉を楽しめる。
1200年前の平安時代に発見され、昔から多くの人に愛されてきた温泉街は水戸黄門も愛した風呂として伝わっているが、天災や戦争によって壊滅した歴史があった。消失する度に先人は再興し守り続け、今の温泉地は4度目の移転場所である。

ー花かんざし
温泉街を登っていくと現れる岳温泉のお宿『花かんざし』。7代目女将の二瓶さんが大切に築き上げるおもてなし空間に、自然と肩の力が抜ける。木造家屋を生かし趣深く洗練されたつくりで、居心地の良い日本旅館だ。


日本百名山でもある安達太良山(あだたらやま)の麓にある岳温泉。花かんざしには『安達太良自然センター』が併設されている。福島の観光を盛り上げることを目指し、3つの活火山を巡る長距離の自然歩道「磐梯・吾妻・安達太良ボルケーノトレイル」を活用した“火山旅”を世界に発信している。
地図を広げ山旅の計画にふけるのも、また岳温泉の楽しみ方のひとつだ。

11 開成山公園
郡山市のシンボルでもあり、憩いの時間を過ごすことができる『開成山公園』。五十鈴湖を中心とした広大な公園は、緑豊かで四季を感じながら散歩が楽しめる場所だ。「日本最古のソメイヨシノ」を含む、約1,300本の桜があり県内有数の桜の名所でもあるほか、春と秋には約400種類800本ほどのバラも咲き誇る。
今回は話題のエリア『ラッキー公園』を紹介する。2019年、福島県と株式会社ポケモンが東日本大震災からの復興等における連携協定を締結したことをきっかけに、「ふくしま応援ポケモン」に“ラッキー”が任命された。“幸せ(福)を運ぶポケモン”であることから、福島の「福」と掛けて選ばれたラッキー。
公園に現れる巨大ラッキーはなんとおよそ6m。他にもさまざまなポケモン遊具がある広場は、子どもから大人まで愛される賑やかな場所になっている。

12 あぶくま洞
福島県田村市の鍾乳洞『あぶくま洞』。全長約600メートルのルートでは、約8,000万年という年月をかけて自然が創り上げた造形美や鍾乳石をいたるところで見ることができる。鍾乳石の種類と数の多さは“東洋一”とも言われ、特に際立った鍾乳石はライトアップされている。
8月の酷暑も吹き飛ばすひんやりとした空気に包まれ、耳を澄ますと水の滴る音が。散策コースは階段も多いが、整備されていて歩きやすく老若男女神秘的な世界に浸ることができる。よりアクティブに体験したい方は、狭い歩道や丸太橋を進む探検コースも。

13 東日本大震災・原子力災害伝承館
2020年、沿岸部に建てられた『東日本大震災・原子力災害伝承館』は、2011年3月11日の東日本大震災の実態や復興への取り組みを次世代へと継承するために誕生した施設。
12年以上が経過し、震災当時を知らない・覚えていない子どもたちが年々増えていく。福島県がこれまで経験してきたこと、これから経験していくことをしっかりと伝えるのが次世代のために必要不可欠。
伝承館には、福島県が収集してきた約28万点にも及ぶ震災や原発事故関連資料のうち、約200点が展示されている。展示内容は定期的に入れ替えを行うため、訪問するたびに新しい学びを与えてくれるだろう。
■ 最後に
福島空港は県の中心エリアに位置しており、どこの観光地へもアクセスしやすい。県内はもちろん、日光や那須へのアクセスにも最適だ。伊丹空港から福島空港までは約70分のフライト時間で行くことができる。ぜひこのキャンペーンを利用して、全国からふたっとびで訪れたい。


最後までご覧いただき、ありがとうございました。コメントやご投稿をお待ちしております!
(わらって地域ソウセイ!編集部 スタッフM)
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投稿を表示桃パフェめっちゃ気になります!
福島は一回行ったことがありますが、次旅行するなら福島!って思うほど魅力的だなと思いました💕参考にさせていただきます!
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投稿を表示福島には何度か訪れたことがありますが、まだまだ知らない魅力に気付かされました。次回はどこを取りあげてくれるのでしょうか。飛行機移動にすこし抵抗があり、車でばかり出かけているので、まだ行ったことのない北海道の特集など見てみたいなと思いました。楽しみにしております。
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投稿を表示まるで福島へ旅行行った気分に..
こんなに魅力的なスポットがあるのですね。
今度行く機会があればこちらの記事参考にさせて頂きます!
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投稿を表示かなり昔ですが、鶴ヶ城と五色沼に訪れた事を思い出しました。
その時、立ち寄ることの出来なかった場所や、新しいスポットをご紹介いただき、
魅力ある福島をまた訪ねたいと思いました。
景色の良いところでいただくフルーツパフェは、格別なおいしさでしょう。
ぜひ味わってみたいです。
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投稿を表示大川荘のおもてなしは素敵でした🌟何度か言ってる福島でしたがここまで観光スポットがあるとは🤔参考にさせてもらってまた近々行きたいと思います😊
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投稿を表示行ってみたい食べてみたい飲んでみたい!!が詰まっていて、思わず五感で福島の魅力を感じることができました!!
次の旅行先にしたいです!
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投稿を表示さざえ堂・あぶくま洞・五色沼…行ってみたい所がいっぱいです。ワイン好きなので、吾妻山麓醸造所も外せません。災害伝承館は非常に意義のある、大切にしたい場所です。渾身のレポをありがとうございます。
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投稿を表示福島は何度か行ってる思い出ある地ですが、知らない事がたくさん💕
素敵な場所もたくさん✨
次の幼なじみ四人旅行は、
是非福島に行きたいです😊
写真もコメントも
最高✨
ありがとう😆
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投稿を表示GWに福島の会津行ったけど、まだまだ名所があったなんて😳また福島に訪れないと!!
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投稿を表示表現が素敵で旅行をしているかのようにワクワクしました💓福島、行ってみたくなりました🤗